[スタッフblog]夏の終わりのちょっと暑苦しい想い。

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いつもやまもりカフェをご利用いただきまして、ありがとうございます。
少し長めの夏休みをいただいておりましたが、みなさまはお元気でしたか?
夏休み中のわたしたちは、それぞれ実家に帰省したり、家の掃除に精を出したりしながらも、3月のリニューアルオープンからの半年を振り返り、これからのことを考える、案外真面目で忙しい日々でした。

「母めしで社会を元気に!」というスローガンのもとに、食べる人の心と体の元気を支えるための挑戦を続けてきたやまもりカフェですが、お客様、はたらくスタッフ、想いをともにする生産者さん、みんなの元気を応援できる食堂のかたちを改めて見直し、9月1日より、お食事の提供内容を一部変更させていただくことにいたしました。
変更点は、下記3点になります。

[主 菜]
母めし定食では、肉・魚から1種類お選びいただいておりましたが、9月より、日替わり1種類での提供とさせていただきます。
※「納豆定食」は引き続きメニューにございます。

[副 菜]
4種類から2種類をお選びいただき、お好きな量を器によそっていただいておりましたが、9月より、日替わりの2種類を小鉢によそって提供させていただきます。

[その他]
9月より、お食事をご注文いただいた皆様に、季節の果物(国産)をサービスさせていただきます。
※こちらのサービスは不定期となります。ご提供できない日もありますが、ご了承くださいませ。

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「お客様、はたらくスタッフ、想いをともにする生産者さん、みんなの元気を応援できる食堂でありたい。」

器から溢れそうな、まるで罰ゲームのような「ひじき煮」。今にも倒れそうな「ポテトサラダ」の山。お皿に残されたおかずたち。ご飯やおかずを自由に盛り付けていただくスタイルに変えてから、そんな光景を目の当たりにすることが増えました。
食事のスタイルは人それぞれで、作り手の想いを押し売りするなんて傲慢だ。そう思ってはいるものの、お腹がぱんぱんになるほどの食事は、果たして「美味しい」と思えるのだろうか?そして、その「お腹をいっぱいにさせる」という私たちの在り方は、健康食堂としての役割を果たすことに繋がっているのだろうか?そんな思いが日々心の中に残っていきました。

誰にでも、ごはんを食べるというシンプルな喜びを感じていて欲しいから、「とにかくお腹をいっぱいにしたい」という人にも「ぜひ食べに来て!」と言える食堂でありたい。健康食堂とはいえ、ナチュラル志向な人しか来られないような視野の狭い店にはしたくない。
とはいえ、お腹いっぱい食べることは、やっぱりおすすめしたくはないというのが本心です。

「たくさん食べたい」という人に食べたいだけ食事を提供することは、一見サービスの良さとして映るかもしれないけれど、いくら体に良い食材であっても、食べすぎてしまえば健康的とは言えないでしょう。今お世話になっている農家さんをはじめ、食べる人のことを考えて仕事をしている生産者さんから買わせていただいたたべものを、最後の一口まで美味しく食べていただけるように頑張りたい私たちとしては、このような、1,500円という値段の価値を、ごはんの「量」で測らせてしまうようなかたちをとることは、なるほど不本意であるなあと、改めて思ったのでした。

食べる人の心と体の元気を支えるごはんを作ること。
そのために、自然の生命力をたっぷりいただけるような食材を選ぶこと。
食べる人の健康を大切にしたものづくりをしている生産者さんと繋がること。
そういう信念のもとに頑張っている人たちの応援をすること。
食べる人が元気になるように、元気な人がもっともっと増えていきますように、そんな想いをもつ人の活動の場をつくること。

自分たちは、一体何を大切にしていきたいのか?
もう一度みんなで考えに考えた結果、カフェの食事の提供スタイルを少し変えようと決めました。

ごはんを食べるということは日々の中であまりにもあたりまえで、わたしたちはつい、その大切さを忘れてしまいます。でも、毎日経験するものだからこそ、心地よいものでありたい。身の回りの豊かな自然や季節の移り変わりを感じながら、見た目や香り、温度、食感、味など五感を使って食べるということは、数字で測れるような価値を超えた、自分の中にある豊かさを感じる瞬間になると思うのです。
食事をすると、「なんだか気持ちがいいな、心が落ち着くな。」という感覚が自然に湧いてくるような、そんな場所を作りたいと考えています。

やまもりカフェは今年で4周年ですが、昨年末を期にカフェの運営メンバーが大きく代替わりし、わたしたち20代の若手・・・というよりは「ひよっこ」が、パートタイムのお母さんスタッフに支えられながら主体的にお店作りをすることになりました。そして3月にリニューアルオープンというかたちで、あたらしい一歩を歩み始め、気がつけば早半年。
毎日台所に立って、未熟な頭と心をフル稼働させながら、「このカフェで、社会を元気にできるだろうか?」ということを問い続ける中で、お客様おひとりおひとりから多くのことを学ばせていただいた半年でした。
こうして今、はじめてカフェの運営全体を見るようになり、まだまだ課題がたくさんあることを思い知っている最中ですが、これからもこの「やまもりカフェ」を、社会を元気にする挑戦の場として盛り上げていきたいと思います!
まだまだ青臭いわたしたちですが、お付き合いいただけましたら幸いです。

やまもりカフェ 坂元ありさ 梶原はるか

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