店長はやまもりカフェを卒業します

店長・大久保は、10月19日を最後の勤務として、やまもりカフェを卒業します。

これからのやまもりカフェは、料理長を中心として
もっともっとスタッフそれぞれがいろ~んなことを自由に発信していく体制をととのえました。
オープンからちょうど一年半。
がむしゃらな「立ち上げ期」を無事に(?)乗り越えて、
やっとそろそろ、母めしコンセプトのより洗練した展開期を迎え始めています。

さて、店長は、というと、
これからは、同じ「食」でもう少し土に近いところで、
野菜に関するお仕事をやっていくことにしました。

思い返せば・・・、5年前の秋のことです。
当時、新宿の高層ビルでスーツにハイヒールで毎日遅くまで、
画面の中のまるでバーチャルな世界のような金額とずっとにらめっこしてる、
入社6年目、調子こいていた私。

でもそんな中でも、疲れや違和感はあったんでしょう。
「秋の連休、山口のあきゅ農園に行くけど一緒に行く?」に
「行く!」即答した自分は、心に正直だったのだと思います。
自然の中でからだを動かして、ヘトヘトに疲れて、
夜は気絶したようにグッスリ眠るという「贅沢」をしたくて。

それが贅沢という現代病の私達。
人間だってただの動物なのに、
とても不自然で違和感のある生活を送っていることをその時に気付き始めました。

今は天国から見守ってくれているあきゅ農園のスズミお母さんが、
突然のコメント(?)。
「あなたはいい子ね。そのままでいいのよ。きっとうまくいくわ。」
何を相談したわけでもないのに、
(その時は自分の気持ちがまだよくわからなかったので。)
彼女はきっとエスパーだったのだと思います。

その翌年、また秋に訪れた、
去年と同じコスモスの咲くあきゅ農園で、
あ、会社を辞めよう、と決心する栄養を土地に、人に、家族に、貰ったのです。

すっごく面白いことに、
私が都会の会社を辞める決意をゆっくり固めている横で、
・・・母は、株式会社やまもりを作りました。

シンプルで素材の生産者の顔が見えるご飯の大切さ。
ご飯が人を元気にして、社会を元気にするんだ、と。

値札も見ずにスーツを買い、ガイシャを乗り回していた母が、
今や、社会の元気と日本の未来を考えて日本中を奔走する。。。

親子に何が起こったんでしょうね。笑
ふと何かを感じて気付くのは、何がきっかけだったんでしょうね。

母の影響をおそらく存分に受けながら会社員の鎧を脱いだ私は、
そこから、建築の学校に行ったり屋上緑化の仕事をしてみたり、
そんな中で、高校の先輩である和久さんと再会しました。

思い返せば、信じられない出会いです。
この人との再会で、どれだけ世界がひろがったか。
英国人ガーデナーデイビッドとの意気投合から、
やぼろじの庭の作業に誘われて、
そのわずか1年後には、
母の会社がここでカフェをやることになりました。

毎日笑いのたえないキッチン、
おいしいご飯、ヘトヘトに疲れて眠る贅沢、笑
優しくておおらかな、だ~いすきなお母さんスタッフたち。
とても離れがたいのですが・・・、

自分にとって、もっと新しく、今と違うレベルに立ち戻って、
愛する大切なひとと一緒に、
人間として営みの原点を探してみようと思います。
探すだけは、私でもできそうですから。笑

多くの方のご縁とご支援で、今の私が存在します。
本当にありがとうございます。

どうか、これからのやまもりを、
引き続き温かく見守って、応援して頂けますようお願いいたします。

月並みなことばですが、
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。
1年半、どうもありがとうございました。

・・・気付けば、
またコスモスの季節でした。
母の大好きな花です。

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